長年の間、タイムマシンは人類の夢の一つと言われていますがもし実際に自分の目の前に現れたらどうでしょうか。投資ということで考えると銀座や梅田といった東京、大阪の一等地を購入しておく、または誰も注目していなかった日本株をたんまりと仕込んでおく・・・・想像するだけでワクワクするようなことばかりです。
数年前から何人もの方が新興国への投資の魅力について本なども出版されてきましたがどの新興国にも共通して言えるのが、先進国の後を追い掛けて経済発展を遂げるだろうということです。中国やベトナムが予想通りに経済発展し世界経済にとっても重要な国へと成長を続けています。
その後、ミャンマーやカンボジアもアジア最後のフロンティアとして注目され周辺国からの投資合戦が繰り広げられています。カンボジアに関しては日本の40~50年前、ホーチミンの10年前と言われているようですが、今のカンボジアには携帯電話、パソコン、インターネット、AEON、コンドミニアム、豪華ホテルなど既に存在し、そのまま比較は出来ないかと思います。これだけ便利なモノが既に存在し、尚且つこれからの経済発展が予想されているのが今のカンボジアやミャンマーです。
プノンペンの建設ラッシュを見ていますと実需にあっていないかもしれませんが物凄いスピードで先進国を追い掛けているのも確かだと思います。
実際にはタイムマシンは存在しませんが、将来の経済発展を予想して今から投資が出来る今の状況は先進国の一昔前にタイムスリップしているようなものです。
一方、日本の未来予想は30年以内に大地震が発生、国債暴落、人口減による空き家の急増、10年以内に人工知能により国民の大半が仕事を失う、年金の減額といった暗いニュースばかりが目立っています。
同じ未来予想でもこれほどまでに違うとは・・・・
どうせなら明るい未来を待っていたいですから、目先の結果は出なくともカンボジアへの投資は続けていきたいと思います。