現在、プノンペンでは中国、香港、シンガポール、韓国、日本などの資本で建設ラッシュが続いています。豪華ホテル、コンドミニアム、ショッピングモールなど街中では巨大プロジェクトが着々と進められています。
また、将来的にはプノンペンからシアヌークビルまで続く高速道路やアンコールワットまで続くような鉄道なども整備されるのではと勝手に期待しています。
では一体、プノンペンは将来どのような都市へと生まれ変わるのかと自分なりに想像してみる時があるのですが、おそらく多くの人達は同じ東南アジアで既に発展を遂げている次の3都市のどれかをイメージされるのではないでしょうか。

※ シンガポール
※ バンコク (タイ)
※ クアラルンプール (マレーシア)


この中で、さすがにシンガポールのようになると想像する人は少ないかと思います。シンガポールは今や世界のマネーが集まる金融都市であり、このレベルにまで到達するには相当な時間が必要だと思います。
そこで他の2国を見てみるとタイはカンボジアと同じ仏教国です。ただ、バンコクも現在は高層ビルや巨大ショッピングモール、ブランド店などが多く進出し、巨大都市へと生まれ変わっていますのでバンコクに追いつくのも相当な時間が必要だと思います。
私、個人的にはマレーシアの首都であるクアラルンプールと何となくですが将来のプノンペンの
イメージが重なる時があります。マレーシアは医療機関も充実し、日本と比べて物価も安く、現役をリタイアした多くの日本人にとって移住先としてとても人気があることはTVや雑誌で度々紹介されています。
既にプノンペンでも日本の総合医療病院やホテルオークラが進出を発表していますし、日本人が
安心してショッピングが出来るイオンモールもオープンしており、2号店の計画まで発表されています。
個人的な感想ですがバンコクはビルやショッピングモールが所狭しと建設され、リラックスして
過ごすといった雰囲気ではないような気がします。
最近のクアラルンプールには行っていませんので間違っているかもしれませんが、以前のイメージですと豪華ホテルやショッピングモールがあるとはいえバンコクと比べると『ゆったりとした雰囲気』を残しながら発展しているように思います。現在、プノンペンも建設ラッシュに沸いていますが、シンガポールやマレーシアを手本にビルだけでなく街中に【緑の植物】を共存させながら発展してもらいたいと思います。
果たして、未来のプノンペンはどのような形で発展を遂げているのでしょうか。
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