今日の日本経済新聞で第一生命がカンボジアに進出するという記事が掲載されていました。記事によると【月内に首都プノンペンで駐在員事務所を立ち上げ、早ければ来年度から現地で保険販売に乗り出す】という内容でした。これまでも日本生命や住友生命もカンボジアに進出しているようですがどちらも現地企業との連携という形でしたので単独での進出は初めてとの事です。
これから日本は少子高齢化がさらに進み、新規契約も減り、保険会社は収入よりも支払いの方が増えていきますのでこれまでのように日本国内だけでは苦しい状況になることが予想されます。
カンボジアは以前からお伝えしています通り、国民の平均年齢がとても若く、物価や生活レベルも徐々に上がってきています。
先日の世界銀行の発表でもカンボジアは低所得国を卒業し、中低所得国へと格上げされたようです。フィリピン、インドネシア、ベトナムなどが同じ中低所得国グループですので東南アジアの後発国として確実に周辺国を追いかけているのがよく分かります。
生保業界もこの国の勢いとポテンシャルには大いに期待しているのだと思います。
さまざまな分野に注目され始めたカンボジア、これからこういったニュースが増えてくるのは
間違いありません。カンボジアの将来が益々楽しみになってきました。
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