世間では為替が円高に振れる度に輸出関連企業の損失が大きく取り上げられていますが、あくまでも大企業の話であって中小企業では決済通貨を【日本円】で行なっている会社もあります。私達の会社も取引相手国によっては【米ドル】を使用していますのでドル円為替の動きを注視する必要がありますが、取引の殆どは【日本円】で決済していますので直接、為替で損をしたり得をしたりという事はありません。その代わり、相手国は円高が進むと大きな損失を出してしまう為、結局は買い控えや値下げを要求されるといったように私達の側にもマイナスの影響を与える結果となります。これまでカンボジアとも頻繁に取引をしておりましたが彼らにとっても円高の影響が大きく、以前に比べて販売価格の引き下げを要求してくることが多くなりました。ただ、周辺国と比べると商品自体を買い控えているという様子ではありませんので為替の問題さえクリア出来れば、購入意欲はまだまだあるように感じています。保険会社やクレジットカード会社がミャンマーやカンボジアに進出を始めた事も考えると、やはりこれらの国の成長余力はこれからも無視出来ないと思います。ただ、ここ最近のカンボジア株は全体的に売られる傾向にあり本当に経済成長している国なのかと疑ってしまう日もあります。
株価が低迷を続けているなら配当金狙いで保有株数をコツコツと増やしていくという方法もあります。株の売買で利益を出すだけが株式投資ではありません。
超低金利の日本の銀行に大事なお金を預けていても何も変わらない時代です。
カンボジア株への投資は勉強にもなりますし、少しとはいえ配当もありますので私はこれからも
気長に投資を続けていこうと思います。
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